2020.12.04
外出自粛が原因かも?ぎっくり腰が増えています。
新型コロナ禍が騒がれてずいぶん時間が経過しましたが、近ごろはマスクをしたり手の消毒や帰宅後のうがいなど、皆さんがこの騒動に上手に対応しているように感じられます。
ただ、ようやくリモートオフィスも徐々に解消されてきた中で、所によってはクラスター(集団感染)も発生したりで、神経質になる必要はありませんが気を緩めるのはまだ、早い状況です。今後も手洗い、うがい、マスクの励行は続けましょう。
毎日の感染者が発表されるたび、その数の多さにがっかりしている方も多いと思います。そのせいか、休日なども自宅に籠って過ごしている方が多いようです。
とにかく、患者さんの腰痛が多いです。ここでいう腰痛とはいわゆる慢性痛ではなく、「ぎっくり腰」のことです。
「ぎっくり腰」は、カルテ上は ‘腰椎捻挫’ あるいは ‘腰部捻挫’ と表されているのですが、実際は全く違います。
想像してみてください。体を捻っているわけではないのに、捻挫のはずはありませんよね? 実は、腰部捻挫というのは捻挫ではありません。
実は腰部周囲の筋肉が挫傷したもの、つまり攣った状態をいいます。
攣っている筋肉を揉んでも薬をつけても無駄です。
では何をしなければならないのか?、というと
・筋の緊張を緩めること
・冷やすこと
この二つです。このうちの冷やすことは受傷後すぐにではありません。
あくまでも炎症が発生している状態に必要、ということです。ご自宅に氷枕があればそれで結構です。一回につき15分程度冷やしてください。
気を付けていただきたいのは、お風呂。数日は絶対に控えてください。
そして筋の緊張を取るにはマッサージなどで揉んではいけません。下手をするとさらに痛みが強くなってしまいます。
ただし、緊張が取れればウソのように楽になります。たいていはその場で歩けるようになります。その時にあったほうがいいのがコルセットです。装着には若干の工夫が必要になりますが、これがあるのとないのとでは大違いです。
もう一点、知っていていただきたいのは骨盤ベルトやコルセットは常に使ってはいけません。なぜならば骨盤にある関節が硬くなり、かえって
‘ぎっくり腰’ を再発しやすくなってしまいます。完治したら固定しないでください。
新小岩ひかる接骨院
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