2016.10.18
新小岩むち打ち治療院 むち打ち症状の時間差
最近はめっきり朝晩の気温が下がって涼しくなりました。昼間との気温差が気になりますがうすでのカーディガンなどは持って外出したほうがよさそうです。
もっとも、私の場合は今でも半袖で出勤していますが・・・。
さて、交通事故患者さまの疑問点で一つ、むち打ち症状の時間差というのがあるのでご説明しておきます。
交通事故に限らず怪我をした直後、たとえば足を挫いた場合などで、
『そのときはそんなに痛くなかった』
という方が結構います。
むち打ち症の方も同様で、
『事故のときは何にも痛くなかったから病院に行かなかった。』
とか、
『そのときは(患部を差して)ここは痛く感じなかったんだけど・・・。』
という方には『交感神経の興奮』を説明しています。
突然、後ろから車をぶつけられたりしたら誰でも頭にきたりびっくりします、当然です。また、スポーツの最中に足を捻ってもその場は何とか走れたりします。運動中や事故でびっくりした場合には人は興奮状態になります。
このときに働くのが『交感神経』です。別名‘闘いのための神経’。
人は興奮すると心臓が脈を早く打ち血液を大量に循環させます。手足に酸素や栄養を沢山運んで動きやすい状態を作ります。
このときに体内の消化器官はその働きを止めます。全ては体を動かすことに集中するためです。
そして痛みを伝える痛覚も働きを弱めます。交通事故や運動中の怪我による痛みが直後にはあまり感じられないのはこのためです。
帰宅後や、数日たって交感神経優位から副交感神経優位になったときにようやく痛みとして感じ始めます。
ですので、事故直後はケガや痛みがない状態でも一度は整形外科や病院などで診察してもらうべきなのです。
さもないと、数日から一週間を経過してから背中が辛い、とか頭痛がする、手足がしびれる、などの不定愁訴に悩まされることも・・・。
日にちが開くと事故との因果関係の証明が難しくなります。どんなに軽傷でも、事故後は必ず病院に行きましょう。
新小岩ひかる接骨院
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